安藤美姫が子供を出産！父親はモロゾフか南里康晴(5月現在同棲中とフライデーが熱愛報道)？【画像あり】結婚発表はまだなし 2ch「波瀾万丈だなぁ」

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ニコライ・モロゾフ

10月19日、今季のフィギュアスケートグランプリ（GP）シリーズが米ワシントン州で幕を開けた。日本勢は男子ショートプログラムで17歳の羽生結弦が歴代最高得点を獲得、小塚崇彦が翌日逆転優勝を果たし、3位の町田樹と合わせて表彰台を独占する好発進で日本中を沸かせた。

26日からはスケートカナダ、そして11月2日からは中国杯、と氷上の闘いはヒートアップしていく。だが、今季、そこに安藤美姫（24）の姿がない。

10月9日、安藤は当初出場が予定されていたGPシリーズの中国杯とフランス杯（11月16日～）の欠場を発表するとともに、来季での引退を明害したのだ。
彼女は言う。
（はっきり言って来季がラストのシーズンと思っています。どの試合でもいいので、もう1度出させていただいて演技をさせていただけたら。今まで支えてくれた方のためにも、恥ずかしくない演技がしたい。今までやってきたことを100％出したい。（中略）
やはり、コーチが決まらなかったことが大きいです。ニコライ（・モロゾフ）コーチに信頼を置いていたので…。3月に今季は指導できないと言われ、それ以降も面と向かっては（コーチ関係の解消）言われてなかったんですが、結果的にそうなってしまいました）（10月10日付「日刊スポーツ紙より）

安藤が「ニコライコーチ」と呼ぶニコライ・モロゾフ氏（36）は、荒川静香に．06年のトリノ五輪で金メダルを獲らせた後、高橋大輔や織田信成を教えて世界屈指のスケーターに育て上げた名コーチだ。中でも06年から昨年まで手塩にかけて育て上げたのが安藤だった。大本命だったトリノでメタルを逃してどん底に落ちた彼女を指導し、07年、11年に世界選手権の金メダルを勝ち取らせた。

二人の絆は固く、余人の入り込む隙などなかった。09年以降、二人は恋愛関係にあると報じられてもいた。モロゾフ氏自身、自著『キス・アンド・クライ』の最終章で情熱的に、こう綴るのだ。

（美姫の持っているすばらしい要素をすべてリンクで見せたい。彼女はとてもエネルギーを持っている。物事に飽きることがない。そして感情の起伏が激しい。リンク外ではいつも笑っていて、気遣いができて心が温かい。そのすべてを、どんなに素晴らしい女性であるかを、私は皆さんにお見せしたい。／石の上に滴り落ちる水のようにならなければならないと私は思っている。水が落ち続ければ、いつか石に穴ができる。／美姫が石で、私が水だ）

ところがモロゾフ氏は、安藤の元を去り、しかも今季は一度は袂を分かった高橋大輔のコーチに復帰した。果たしてモロゾフ氏は、安藤の董すぎる想いに応えられなくなったのか。

10月19日、GPシリーズ会場である米ワシントン州で、大会に出場するアリョーナ・レオノワ選手の指導にあたるモロゾフ氏に取材を申し込むと、大会終了後のある夜、彼はあまりにも意外な「真相」を語ってくれた。


何が起きているか理解できなかった

「美姫に最後に会ったのは、今年6月でした。私たちが話したことはスケートのことではありません。私は美姫から3月に『今季もコーチとして指導してほしい』と言われて断っていました。私にはとても美姫のコーチはできない。そのわけをこれからお話ししましょう」

美姫来季引退、と報じる新聞に載った安藤の顔写真をじっと見ながら、ホテルの一室でモロゾフ氏は続けた。

「昨年夏のある日、私は美姫から突然、『あなたとは、もう関係を続けたくない』と告げられたのです。

そうです。私たちは恋愛関係にありました。そのようなことを彼女から切り出されるまで、二人の関係には何の兆候もありませんでしたから、私は非常なショックを受けましたし、何が起こっているのか理解できませんでした。新しいボーイフレンドができたのだろうか、という思いも頭をかすめました。ですが彼女は、苦しげな顔で『もうスケートもしたくないの』と言ったのです。私たちを結ぶ絆の一つは間違いなくスケートですが、それも彼女は断ちたいという。彼女にとっては私との関係が重荷になっていたのかもしれません。

私は真剣に、具体的に、彼女と結婚することを考えていたのです。でも彼女の状況では、それは許されないことだったのかもしれない。

様々なことが頭を駆けめぐり、突然の別れに本当にショックを受けました。

彼女はこの新聞で、来季での引退を話しているのですね。今、彼女が何をしているのかは分かりませんが、私が彼女のコーチをしている時は、今季に向けてトレーニングをし、そしてソチに備えていたのです」


国の命令に従ったわけではない

モロゾフ氏と安藤の関係解消は、日本で伝えられているような、モロゾフ氏の一方的な通告ではなかった。一部には「地元開催のソチ五輪に向けて、ロシア協会が、最大のライバルになる日本人選手を氏がコーチすることに難色を示し、彼が国の命令に従った」という噂も流れた。だが、真相はそうではなかったのだ。

「たしかに私は今、すべてのロシア選手が上達するのを助けています。ソチで母国に良い結果を残してほしいですから。だからといってロシア協会や政府筋から何か言われたことはまったくない。第一そんなことがあったら高橋大輔のコーチをしたりはしていない。

美姫に別れを告げられて、最初に考えたのは大輔のことでした。著書にも書きましたが、私は3年間（06～08年）大輔をコーチしたにもかかわらず、その終わり方は納得のいくものではありませんでした。大輔のためにやるべきことをやっていなかった。ただ今まで私には美姫がいて、彼女のためを思えば、大輔には何もできませんでした。

そこで2月頃、私から大輔に（再度のコーチ就任を）申し込んだのです。大輔はとてもビックリしていましたけれど、今は二人とも関係をやり直すことができてハッピーに思っています。彼はすでに偉大なるスケーターで、世界一になるすべての要素を持っていますが、さらに上に行くことができますし、その過程を私は傍で見守り、助けたいのです」

しかし、疑問が生じる。今、モロゾフ氏の手を必要としているのは、高橋ではなく安藤なのではないだろうか。彼女は「ニコライコーチに代わる人を見つけられなかった」と育っているのだから。彼にそれを質すと、苦しげな声になった。

「美姫は今でも世界のトップスケーターです。素晴らしい素質、才能を持っており、故障さえしなければ、世界でまだまだ戦える。しかしそれは彼女が世界のトップで戦いたい、と思うかどうかです。

彼女は私に代わるコーチはいないと言っているそうですが、私はそんなことはないと思う。彼女は感情の起伏が激しいが、選手の感情をコントロールするのもコーチの仕事の一つ。もちろん私たちは一緒に良い関係を築いて、彼女は目覚ましい上達をし、素晴らしい結果を残した。でも、やはり私は、この状況で彼女のコーチだけを引き受けるのは無理です。将来にわたって、と言われれば……絶対とはいえないが、かなり難しい。二人の間には昨夏からあまりにも多くのことが起こってしまったのです」

最後に貴方はまだ安藤のことを愛しているのか、と聞くと、
「もちろんです。美姫のことを好きでなくなることなんて、どうしてできるでしょう。今でも心から愛しています。日本の皆さん、どうか美姫のことを悪く言わないで欲しい。彼女がここに至ってしまったのは、仕方のないことだったのかもしれないのです」
ときっぱり言い切った。

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