三重中3寺輪博美さん殺害事件当日の服装が公開される…（画像有）、事件発生からその後の現在も犯人像に結び付く最新情報はなし

三重・中３強殺が２９日で１カ月　警察　事件当日の服装公開　犯人に結びつく「情報なし」 
2013.9.27 18:33 

三重県四日市市の中３女子生徒殺害事件で、捜査本部が公開した被害者の事件当日の服装＝２７日午後、三重県警本部 

　三重県四日市市の中学３年女子生徒が殺害され、同県朝日町の空き地に遺棄された強盗殺人事件で、四日市北署捜査本部は２７日、遺体発見から２９日で１カ月となるのを前に、事件当日に女子生徒が着ていたのと同種の服や所持品を公開し、あらためて情報提供を呼びかけた。 

　公開したのは、被害者の寺輪博美さん（１５）が８月２５日に着ていたのと同じ種類のシャツやタンクトップ、ピンク色のサンダルなど計４点。衣服などは遺体の周囲に散乱していた。 

　女子生徒は８月２５日夜、友人と花火を見に行った帰りに連絡が取れなくなり、同２９日に遺体が発見された。２５日午後１０時５５分ごろに、無料通信アプリＬＩＮＥで友人に送ったメッセージが最後の痕跡で、捜査本部はこの直後、襲撃されたとみている。捜査本部は約１１０人態勢で現場周辺の聞き込みなどを続けており、投入された捜査員は延べ２４００人。情報提供は約３３０件あったが、犯人に結びつくような情報は得られていないという。