エンタの神様消えた芸人の現在が悲惨な件…桜塚やっくん、長井秀和、エドはるみ、ムーディー勝山、波田陽区、にしおかすみこ、だいたひかるなど

山口県美祢市の中国自動車道で車にはねられ死亡したタレント、桜塚やっくん（本名・斎藤恭央＝さいとう・やすお）さん（享年３７）の通夜が８日、川崎市内の斎場で密葬形式で営まれた。９日には葬儀・告別式が営まれる。 

　桜塚さんが大ブレークしたのは、短い時間でお笑いタレントが笑いを競うネタ番組。代表格の「エンタの神様」（日本テレビ系）は２０１０年にレギュラー放送が終了し、テレビ出演が減った“エンタ芸人”たちは苦労を味わっている。 

　番組で屈指の人気を誇りながら表舞台から消えたのが長井秀和（４３）だ。２００７年に相次いで女性関係の醜聞が発覚、糟糠の妻とも離婚した。昨年８月、ＤＶＤの発売イベントに登場したのが約３年８カ月ぶりの公の場で、「毎月１０万円の養育費を支払い、生活保護を受けようと思えば受けられる」と生活苦を語った。今は英会話講師で生計を立てながら芸能活動を続けている。「最近始めた社交ダンスが好評で、パーティーやディナーショーの出演も多くなってきたようだ」（舞台関係者） 

　長井と同時期に番組の看板だった女ピン芸人のだいたひかる（３８）も最近はメディアの露出が少ない。歌を前フリにしてブツブツとつぶやき、毒のあるツッコミを入れる小ネタ漫談で鳴らし、「Ｒ－１ぐらんぷり」の初代チャンピオンにもなった。今年５月に３５歳のアートディレクターと再婚したのが久々の話題だ。 

　舞台女優からお笑いに転向したエド・はるみ（年齢非公表）は親指を立てて「グゥ～」と叫ぶギャグで一時期はネタ番組の顔だった。０８年の「２４時間テレビ」のチャリティーマラソンランナーで流行語大賞（年間大賞）も受賞したが、翌年からテレビ出演が急減。現在は地方営業が多い。

　「ギター侍」のネタが大ブレークした波田陽区（３８）は、まさにエンタ芸人の明暗の象徴。絶頂期の月収は２８００万円だったが今は２０万円。 

長井の不在中にエンタでトップを務めた世界のうめざわ（４１）はブレークをつかめず、モヒカンをバッサリ切り落とし、今は漫才コンビ「Ｗリンダ」として漫才協会に所属している。 

http://www.zakzak.co.jp/entertainment/ent-news/news/20131009/enn1310091548018-n1.htm